待ちに待ったFM23が来ましたね。FM20から始めたばかりの若輩者の感想にはなりますが、シリーズ毎に少しづつの進化を楽しんでおります。

FM23のbetaが公開されて、まだ日が浅く、皆様手探りで試行錯誤されているのではないでしょうか。それならば雑なプレイの記録でも皆様の参考になるかと思い、今回プレイの記録をブログにまとめました。

選んだクラブはイングランド4部League Two所属のAFC Wimbledonです。

 



Season 1 - League Two

フォーメーションは3-4-3を選択しました。私は下位のリーグでプレイする際には3-4-3はファーストチョイスに考えます。もちろんポジションと役割に適した選手(特に優秀なIW)がいない場合は別の選択肢を取りますが、選手のレベル・相手のフォーメーションの2点からこのフォーメーションが高い優位性を持っていると考えています。
こんな感じの設定です。戦術のダウンロード


選手のレベル

LiverpoolやManchester City、Barcelonaといったトップレベルのチームでは4-3-3でのポゼッションがベストな戦術の選択肢になりますが、4-3-3はいわば諸刃の剣で、多くの戦術に対して有効で高いパフォーマンスを示しますが、選手に求められる能力が高く、能力が伴わない場合非常に脆くなってしまうフォーメーションです。
一方3-4-3はより分業的なフォーメンションで、選手に多くの能力を求めない形です。例えば、WBの選手にはスピード、加速、スタミナ、運動量さえ高ければ、スキルやメンタルが稚拙でも問題なく機能し、特にスキルやメンタルがまだ稚拙な若い選手を育成する目的にも有効だといえます。

相手のフォーメーション

下位のリーグでは守備時に4-4-2の形になる4-2-3-1と4-4-2が多い傾向にあります。逆に4-3-3は少ないです。以下の表はLeague Twoの場合です。(得点機の数値はバグってます)
3-4-3は4-3-3に対して図で示すようにビルドアップの始点と終点で共に数的優位を作ることができ、噛み合わせ的に最高といえます。一方ひっくり返された場合にはCB3枚で対応する必要があります。サイドにはWBの開けたスペースがあり、ウィングに選手が配置されている4-3-3とは相性がいいとは言えきれずWBは低い位置が基本になってしまいます。
このように3-4-3は下位のリーグでの最適解の一つであり、今回はFM23初プレイなので大事を取ってこれを選びました。なお、League One(1枚目)、Championship(2枚)でも相手のフォーメーションは同じ傾向にあり、この形で戦い続けられました。



結果

シーズンプレビューでの予想順位は3位だったので余裕だろうと思い、大半はシミュレーションしました。リーグは1位。


FM23から新しく登場した戦術設定のPressing TrapとCross Engagementは以下のように設定してみました。ディフェンダーの空中戦能力が相手のフォワードと比べれば十分高いと判断したのでクロスを誘って弾き返そうという考えです。

結果的にはチャートの右上のグループがCBになるわけですが、そこまで空中戦に強いわけでもなかったのかなと。この戦術の項目はさらに検証が必要かなと思います。



Season 2 - League One

期限付き移籍でPremire Leagueのユース選手をたくさん借りてきました。期限付き移籍は移籍最終日だとタダで貸してくれるのでありがたいですね。感謝です。期限付き移籍は全員最終日に取ってます。2シーズン目をプレイして感じたことは、今作、わりとフリーで取れるいい選手が多い印象です。移籍金にお金を使うよりもスカウトにお金を割いてフリーやかなり低い移籍金で取れるいい選手を探すほうがいいという印象です
シーズン終了時のSquad viewにはなりますが、前シーズンExperiencedの選手4人を全員放出し、若手主体にしました。若い選手の育成も考慮すると放出して出場機会を若手に回す必要があります。Emergingの選手が多いですね。また何人かの昨シーズンEmergingの選手だったがPeakに移っています。


結果

シーズンプレビューでの予想順位は6位だったのでまた余裕だろうと思い、移籍以外シミュレーションしました。リーグは1位。PAPA JOHN'Sで優勝。



設定を変えずにトライしたが、空中戦はやはりそこそこ。ヘディング回数で言えば水準よりも高い。ポゼッションの値が高いため守備機会の数自体は平均より低いはずなので、相手をクロスに誘導していることは確認できますね。



Season 3 - Championship

またフリーで選手を獲得。1月に大金が入ったのでアルゼンチンのRiverとRacingから若手有望株を格安で獲得。
FM22ではChampionshipではスカウト範囲をヨーロッパに広げることができなかったはずだでしたが、今作では世界までスカウト可能でした。世界中のフリーエージェントを獲得できるので移籍金使う必要はないです。

またイギリスの労働許可の取得が容易になっている気がします。以下のように前シーズン(2023)にスタメン3回、途中出場9回と、ほとんどスタメンで出場していない選手も獲得できています。前作ではこのレベルでは許可が降りなかった印象です。

若手の育成を継続して昇格の連続において一番難しいChampionshipのタイミングでPeakの選手にボリュームを持たせることに成功しました。いい感じです。



結果

シーズンプレビューでの予想順位は20位だったので何度か止めて確認しながら、シミュレーションしました。リーグは1位。





感想

ここまででPremirer Leagueにストレートで到達しました。3-4-3と相性が悪い4-3-3などを使うクラブが3リーグ通して少ないので、余裕でした。またAFC Wimbledonは優秀な若手を数人抱えていたので選手の成長と共に昇格を続けられました。
戦術やFM23での選手の挙動の特徴はあまり確認できていないので、少なくとも3-4-3は機能しますということしかわかりません。ただハイラインのゲーゲンプレスは引き続き強い印象です。それが実世界でも主流の強い戦術なので、実際の強い戦術を参考にしていけばFM23でも強いということでしょう。
またスカウトや労働許可に変化があり、FM22とは異なったプレイができました。また労働許可の基準が下がったのであれば嬉しい限りです。

beta版なのでまだ多くのバグがあります。選手の育成にも問題が見つかっているみたいですね。

 

beta版で遊んでいる方はバグレポートしてFMに貢献していきましょう。


良いFMライフを。