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当時の私は、ただ「ベルギーのカウンター凄っ、直接GKにキャッチされたのがあかんかったなー、山口何もできてへんやん」と思ったわけですが、Rest defenceの観点から考えるとより、本田選手のCKが直接GKにキャッチされるかどうかに関わらず、CKのキック時には既に、ボックスの外のベルギーの選手の配置のために日本のRest defenceには欠陥があったことに気づきます。
Rest defenceって何?
Rest defenceという用語を初めて聞いたという方が多いのではないでしょうか。日本でもプロや指導の環境ではRest defenceという用語は使われているのかもしれませんが、一般的には聞かない言葉だと思います。"rest defence"+日本語のページでググってみましたが、検索結果の1ページ目には海外の大学でサッカーを学んでいる方のnoteの記事しかヒットしませんでした。ただ、noteの記事の日付が2020年であるように、今年になって使われるようになったような最新の用語ではありません。
THE INCREASING IMPORTANCE OF A REST DEFENCE
Over the last 15 years, the manner in which football teams have transitioned from defence to attack has become increasingly devastating. In a matter of mere seconds, a side that is attacking the opposition’s box can quite easily lose possession and immediately find themselves on the back foot in their defensive third. Due to this constant threat during transition, being conscious of one’s defensive structure when in possession has acquired the same significance as creating goalscoring opportunities. In the modern game, the defensive structure a team adopts when in control of the ball – commonly known as a rest defence – has emerged as a vital step to achieving defensive stability and establishing a platform on which to apply an effective counter-press.
Today, you can go from attacking in the final third to defending your own box in an instant. Teams that look to dominate possession must be aware of the immediate threats modern transitioning and counter-attacks can cause them.
Rest defence is a tactical term we use to describe the attacking team’s structure that ensures a good transition into counter-pressing and defending upon losing possession of the ball.
Rest defenceの構造
Rest defenceの構造を設定する時、チームはバランスを考慮し、守備ラインと攻撃ラインの間のスペースに位置する選手は5レーンのうちの中央の3つのレーンをカバーするようにします。Rest defenceはボールを保持している際のフォーメーション・戦術・選手それぞれの能力を考慮してさまざまな形で構築されます。全てのRest defenceには2つの類似点があります。1つ目は構造内に階層構造があること、2つ目はRest defenceの構造の水平方向の幅です。
階層構造
Second lineは相手がポゼッションを得た瞬間にボールに対してアクセスできるように配置されています。このラインを攻撃ラインの後ろに配置することで素早くプレスをかけられます。このSecond lineの配置はチームがどんな戦術を取るかで変わります。ゲーゲンプレスのチームであれば、よりボールへのアクセスを良くするためにSecond lineにより多くの選手を配置することになります。Second lineは守備をより安定させ、中央をコントロールするために非常に重要であり、バランスの取れたポジションを取り、かつプレスに最適な距離を取る必要があります。First lineは一般的にはハーフウェイラインあたりに配置され、一般的にはCBで構成されます。このラインはSecond lineをカバーすることが目的です。First lineがある理由は非常に明白です。相手の攻撃の選手は自陣内ではオフサイドにならないので、このラインがなかった場合、ロングバスを出されて、得点機を作られます。そのためディフェンダーは相手のアタッカーのすぐ後ろに留まることになります。
幅
一般的にカウンターにおいて使用される幅は中央の3つのレーンを最大幅とします。これはワイドのレーンを使うと、ボールの移動距離が長くなり、守備側のチームが守備構造を立て直すまでの時間を与えるためです。その結果、サイドのレーンは通常カバーされません。
Rest defenceの種類
マンツーマンのRest defenceは2vs2が最も理にかなっており、逆に1vs1のRest defenceはほとんど取られません。このように結論づける論理は長いのでTactical theory; the various form of rest defence参照ください。
マンツーマン+1
Rest defenceに対するカウンター
アンレイヤリング
アンレイヤリングとはRest defenceをより不利な位置に引っ張り、お互いのカバーを難しくすることでRest defenceの組織を不安定化させるカウンター戦略です。これは守備側がアタッカーをマンマークしている時により効果的です。
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3枚目はDe Bruyneがボールを受けた瞬間です。Hazardは大きく左サイドにドリフトしてマンマークの長谷部選手を右サイドに引っ張ります。この動きで中央にDe Bruyneが直線的にドリブルするための広大なスペースができます。Lukakuは右のハーフスペース端に流れ、マンマークの長友選手を引っ張り、山口選手のカバーを難しくします。このとき、山口選手は中央の底の重要そうな位置にいるものの、相手の攻撃を全く制限することができなくなっています。
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より詳細に確認したい方は、Youtubeでフルで見えるのでこちらから確認ください。